近年、TOEICもIPテスト(団体受験)の場合、オンラインで受験が可能になりました。
試験開催期間中でネット環境・カメラ・マイクさえあれば24時間どこでも受験可能です。
筆者も21年の6月に初めてオンラインにて受験しましたが、その利便性は感動ものでした。
さて、時にオンラインでどこでも受験可能と聞くと思い浮かんでしまう事がありますよね。
そう「カンニング」についてです。
自宅でも受験が可能なため、次のように思う方もいらっしゃるでしょう。
- 参考書を開きながら受験できるのでは?
- 電子辞書で単語しらべながら受験できるのでは?
- こんな事できちゃうんじゃない?それってずるくない?
そこで今回は、TOEIC IPテスト(オンライン)はカンニング可能なのか?
実際に受験した経験をもとにまとめていきたいと思います。
・TOEIC IPテスト(オンライン)はカンニング可能なのか知りたい。
・TOEIC IPテスト(オンライン)の不公平感を少しでもぬぐいたい。
▽TOEIC IPテスト(オンライン)についてまとめた記事はコチラ
TOEIC IPテスト(オンライン)はカンニング可能?結論「無理です」
見出しにある通り、TOEIC IPテスト(オンライン)はカンニングは無理です。
理由は次の2つです。
・試験中の様子が録画されAIに監視されている
・カンニングしてる暇がない
具体的に1つずつ見ていきましょう。
試験中の様子が録画されAIに監視されている
TOEIC IPテスト(オンライン)では試験中の様子が録画され、画像と音声で記録が残ります。
そして、AIが挙動を解析して怪しい動きをピックアップして疑惑の行動リストが作成されるんです。
この動画およびAIの解析結果はIPテスト担当者がみる事ができ、試験の有効性を判断されます。
つまり、少しでも変な挙動をすればAIが察知して解析結果が報告されて試験が無効になるという仕組みです。
具体的に変な挙動とは次のような事をさします。
・撮影画面から消える
・誰かと話している
・目線が上と下を行ったり来たりとせわしなく動く
・試験以外の音声が聞こえる
・PC画面以外をきょろきょろ見ている
このような極端な動きがみられた場合は不正行為を疑われ、試験結果が無効になる可能性が極めて高くなります。
よって、参考書を見ながら・・・、電子辞書を引きながら・・・などという行為は不可能です。
そもそもカンニングしている暇がない
そもそも論としてTOEICを受験したことがある人は分かると思いますが、解答にはかなりのスピードと処理能力が必要です。
単語を1個調べるとか文法の用法を調べるとかしている間に、次の問題を解いた方がはるかにスコアアップにつながります。
ましてや、オンライン上でのテストは各セクションに制限時間がある上に、試験時間も通常の半分(1時間)と割と短期決戦です。
参考書を手に取って調べている暇はありません。

筆者も受験していて、試験問題以外に目をやる余裕はありませんでした。
試験時間の短さというメリットを利用して、
余計な事を考えずに試験問題に集中したほうが、スコアアップにつながりますよ。
カンニングは意味がない
TOEICを受けようという人のほとんどは考えた事もないかもしれません。
しかしながら、次のような場合
- 単位がかかっている。
- 昇格試験の受験資格がかかっている。
ちょっとした不正を考える時って切羽詰まっていたりする時ですよね。
でもそんな時こそ冷静になって考えたいものです。
もし仮に上手く抜け道を見つけてスコアアップしたところで、
その先に待っているのは虚しさでしかないです。
そして、バレたときの代償が大きいでしょう。
例えば、TOEIC IPテスト(オンライン)は団体受験のみで受けられる手段であり、誰でも受験できるものではありません。
その受験機会を永遠に失う事になるかもしれません。
筆者は実際に受験してみて、かなり画期的な受験方法だと感動しました。
こういった機会の損失というのは人生において損でしかないです。
今一度冷静になって、自分の実力でスコアをもぎ取りましょう。
まとめ:カンニングは無理です
今回はTOEIC IPテスト(オンライン)についてカンニングができるのかどうか?について紹介してきました。
何度も言いますが、次の理由から「無理」です。
- AIによる監視がある
- カンニングしている暇がない
TOEIC IPテスト(オンライン)は試験時間が短く、集中しやすい事と自分が慣れた環境で受験可能です。
そのため、このメリットを最大限に活かして正攻法でスコアアップを狙いましょう。
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