
朝起きたら首に違和感。。。どうも寝違えたみたいだ。
日常生活はできるけれども動くたびに痛くて
とてもストレスに感じる。
少しでも痛みを取り除く方法は無いものか・・・。
皆さんもこのような経験は少なからずありますよね?自分も以前は良く寝違えてました。
動かなくても違和感があるし、動くととても痛いので気を使ったぎこちない動きで体全体が強張りますよね。
このストレスたるや本当に嫌なものです。
そこで今回は少しでも痛みを解消する方法・やってはいけない方法・寝違えの予防についてまとめてみました。
※ただし次のような症状の方はまずは専門機関を受診されることをおススメします。
- 首を動かさずとも常に痛む
- どの方向に首を動かしても痛む
- 痛み以外に痺れも発生している
- 痛む範囲が首だけに留まらない
寝違えの一般的な解決方法

それではさっそく実践したなかで、痛みを和らげた方法についてご紹介していきます。
安静にする
はっきり言ってこれが一番かもしれません。動かなくて済む状況なら安静にしておくのが最終的に一番直りが早かったという認識です。
なぜなら寝違えというのは、調べると首まわり筋肉の捻挫のようなものです。
足のねんざを想像してもらうとわかりますが、
わざわざそんな状態の時に動かしたり運動したりしないですよね?
なので、寝違えたときは患部を動かさずに安静な状態を作るという事が一番治りが早いと考えられます。
自分が寝違えたときはまずは安静にしています。
学校や仕事等でどうしても動かないといけない場合でも
極力安静にできるタイミングがあったら意識的に安静にするようにしています。
自分の体感的には、動かさない事が一番治りが早いように感じています。
まずは安静に。それができない場合は次に紹介している方法を試してみてください。
一時的に冷やす
寝違えた患部を冷やすという処置が有効です。
なぜなら、寝違えは首周りの筋肉がねんざしているようなもので炎症を起こしているので。
まずは炎症を起こしている患部をシップ等で冷やすのが良いでしょう。
ただし、ここで注意が必要ですがアイシングの場合は長時間冷やしすぎない方がいいかと思います。
その理由として冷えすぎてしまい、筋肉が固まって余計な”コリ”を発生さえてしまう可能性があるからです。
アイシングする場合は1時間程度で様子を見た方が良いと思います。
脇をマッサージする
聞いたことがあるかもしれませんが、
寝違えの原因は脇(わき)の内側を通る「腋窩(えきか)神経」が圧迫されて起こるという考え方があります。
そこで、その脇の神経圧迫をマッサージで開放するという処置方法です。
マッサージのやり方
- 腕を真横に伸ばします
- 手のひらを脇にあてます
- その状態で脇をにぎると指先が筋にあたるので10回ゆっくりとほぐします
- これを2セット繰り返します
自分が寝違えたときに実際やってみると、脇がすごくつっぱっているなという感覚がありました。
ゆっくりほぐすことで、最初よりも痛みが和らいだことを覚えています。
直接患部を触るわけではないので、悪化リスク低めで簡単にできます。
あくまで自己責任の下でにはなりますが、どうしても病院・整体に行く時間がないという方は試してみてください。
NGな方法
自己流で患部をマッサージする
これはほぼ全員がやってしまっていることかなと思います。
実際自分もそうでした。痛いとどうしてもその患部を中心に揉んでみたり、伸ばしてみたりしてしまいますよね?
でもこれは患部の炎症を悪化させるだけなので、やめた方がいいです。
例えば足首をねんざした時を考えてください。
わざわざぐりぐりと足首を回したり、揉んだり、伸ばしたりしますかね?
たぶん処置としては、固定するなり、真っ先に冷やすと思います。
寝違えは首のねんざの様なものですから、同様の処置をするようにしましょう。
※自分は首を回したり・伸ばしたり・揉んだりしてことによって2週間ほど鈍い痛みが取れない状況が続いてしまったことがあります。何もしなければ、1週間もかからず治っていたと思います。なので、皆さんはいじらないように気を付けてくださいね。
患部を温める
これもよくやりがちですよね。
自分も筋肉が緊張してるから温めれば緩和されるんじゃないか?
と思って、温めていたことがあります。
結果、痛みは引かず余計に患部が熱を持ってしまったという失敗があります。
寝違えは患部が炎症を起こしていますので、まずは冷やしましょう。
そして、痛みが引いてきたら筋肉の緊張をほぐすために温めるという処置をするようにしてください。
予防策
おまけで寝違えを起こさないようにするにはどうしたらよいか?
をまとめてみましたのでよかったら確認してみてください。
こまめに首・肩のストレッチをする
これは常日頃から首周りの筋肉の緊張を取ってあげるという事です。
なぜなら、寝違えになる一番のきっかけは首周りの筋肉が緊張していて固まっている事が考えられるからです。
筋肉が緊張している状態だと、負荷がかかった時に柔軟性がありません。
そうなると、負荷を支えきれずに一点に集中してしまいます。
結果、局所的に負荷がかかった部位が炎症を起こしやすくなることに繋がります。
よって、日ごろから首周りのストレッチを行って緊張をほぐしておきましょう。
睡眠環境を整える
こちらもよくある要因の一つとして、寝具が自分の体に合っているかどうか?があげられます。
特に、まくらやマットレスですね。
まくらの場合、
高さがあっていない・寝るスタイル(仰向け・うつ伏せ・横向き)に対し長さがあっていないなどの要因があります。
自分の場合、以前使っていたまくらが高すぎて
起きるたびに首に多少の違和感を抱えてました。
これが積み重なった結果、今までにないくらいひどい寝違えに繋がってしまいました。
具体的には、動かさなくても首が痛い。その後、肘までしびれてきて首から腕にかけて全体が痛い・しびれている状態になりました。ここまでなったのは初めての事で、さすがに病院と整体に通って治療しました。
こうなる前に自分に合ったまくらを探しておくと良いかもしれませんね。
マットレスの場合だと、硬さですね。
柔らかすぎると寝返りがしにくくなります。
また体が沈みすぎて首や腰への負担が大きくなっている可能性もあります。
硬すぎても体を押し返してしまい、局所的に負荷がかかりやすいです。
好みの硬さは人それぞれあると思いますが、
マットレスを選ぶときは体の沈み具合と寝返りのしやすさを判断基準にしてみてください。
寝違えにお困りの方は今使われている寝具を一度見直しされてみてはいかがでしょうか。
睡眠時間を確保する
睡眠時間が少ないと疲労が残りやすく、寝違えリスクも増大なんですね。
そのため、睡眠時間は可能な限り確保した方が疲れも取れて不調も起きにくいです。
また、睡眠時間とともに睡眠の質を上げることも重要です。
寝る前にカフェインを取らない、湯船につかる、適度に運動するといったことは
睡眠の質を上げ、睡眠中の疲労回復に効果を発揮するのでおススメです。
まとめ
さて、今回は寝違えたときの対処法、予防法についてまとめてみました。
軽度な症状であれば、今回の方法である程度解消できると思います。
ただし、最初に書いたような症状の方や最後の自分の体験談のようにひどい状態の時は迷わず専門機関を受診することをおススメします。悪化したり長引いてしまう恐れがあるので。
皆様の良い睡眠に一役買えれば幸いです。
今回は以上です。
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