ガリレオ温度計っておしゃれですよね。
お部屋に置けば、ちょっとした目を惹くインテリアになります。
ただ、ガラスでできているためどうしても衝撃には弱いんですよね。
そのため、次のようなこともあるでしょう。
- 出窓に置いていて、強風で倒れて割れてしまった!
- 棚の掃除をしていたら肘で引っ掛けて倒してしまった!
- 引っ越しで荷物に入れてたら梱包が甘くヒビが入ってしまった!
このように割れてしまったときのショックは計り知れないですよね。。。
ですが、その後に1番思うのは

どうやって片付けたらいいんだろう?
という事です。
何故言い切れるのか?
過去に自分も何回か割っており、その都度そのように思ったからです。
それもそのはず、表面のガラスはまだいいにしても、内部の液体が謎すぎますよね。
そこで本記事では次のような疑問にお応えします。
- どうやって処分するのがベスト?
- 内部の液体は何?
- 内部の液体は下水道に流して良いの?
割れてしまった事はショックですが、冷静に対処していきましょうね。
どうやって処分するのがベスト?


では早速どのように処分したらいいかについて解説していきます。
表面の割れたガラスは包んで不燃ごみへ(各自治体のルールに従う)
表面の割れたガラスについて
そのままゴミ袋に入れるとガラスが袋から飛び出てきて自分や回収作業者の方がケガをする危険性があります。
そのため、新聞紙に包む・袋を2重、3重にするなどの処置を必ず行いましょう。
自治体によっては、『ガラス・陶磁器』のように資源ごみとして扱っているところもあります。
ガラスについては各自治体のゴミ回収ルールに従って処分するようにしましょう。
内部の液体はキッチンペーパー等でふき取り可燃ごみへ
内部の液体について(後ほど詳細後述します)
自然発火等の可能性は低いですが、ラップで包んで空気(酸素)に触れないようにするとより安全です。
その他の処分方法|業者に回収してもらう
お金はかかりますが、次のような方には業者に回収してもらうという手段もあります。
- 仕分けルールが複雑すぎてよくからない。
- 仕分けが面倒だ。
- 面倒くさいからそのまま引き取って欲しい。
割れたものを一つの袋に回収して、そのまま回収業者に引き渡しできるのでとても楽です。
また、ついでに処分方法が不明なものや捨てにくいものを集めておくと一度に処分できるのでいいかもしれませんね。
ガリレオ温度計の内部の液体は何?


ガリレオ温度計の内部には球体部分とそれを覆う透明な液体の2種類が存在します。
主に球体部分の液体は着色してあるアルコールです。
そして、それを覆う透明な液体はパラフィンオイルが主流となっています。
アルコールはお酒や消毒液として身近な存在なので、なんとなくイメージがつきますよね。
- 揮発性(すぐに気体になる)。
- 引火性あり。
- 水に溶ける。
問題はパラフィンオイルの方です。
パッと名前を聞いただけでは分かりにくいかと思うので、ちょっとだけ解説します。
パラフィンオイルって何?
パラフィンオイルは簡単にいうと、「ロウソクのロウが液体化したもの」と考えてください。
オイルランタンの燃料に使われているので、キャンプをするアウトドア派な方はご存じかもしれませんね。
・不揮発性の液体
※常温で液体が気体になりません。安定した状態です。
・不溶性の液体
※水に溶けません。
・引火点が95℃以上と高く、燃料として安全性が高い
※引火点が低いほどすぐ燃えるので危険です。
【他燃料引火点】
・ガソリン -38℃
・灯油 約50℃
・購入した状態で持ち運べる(ペットボトルの状態で可)
※灯油やガソリンは専用容器が必要です。
・臭いが灯油などと比較すると少ない
※それでも単独では多少石油臭いです。
・防虫効果をもつ製品もある
※防虫剤に含まれているものもあります。
・ちょっと高価
※1000円以上/1リットル
色々とごちゃごちゃ書きましたが、臭いはありますが無害な液体です。
【注意点】
いずれも引火性の液体の為、火気厳禁です。
火気周辺で取り扱わないようにしましょう。
内部の液体は下水道に流してもいいの?


結論から言うと、あまりおススメできません。
球体の液体は色のついたエタノールのため水に薄めて少量なら流すことは可能です。
※あくまで自己責任でお願いします。
しかし、透明な液体(パラフィンオイル)については水に不溶で石油製品でもあるため下水へ流すのは辞めましょう。
いずれにせよ、割れて出てきてしまった液体はキッチンペーパー等の布に染み込ませたのち、可燃物で処分するのが一番ベストです。
まとめ


今回はガリレオ温度計を割ってしまったときの処分方法についてまとめました。
- 内部の液体は布等に染み込ませて可燃ごみへ
- ガラスは新聞等にくるんで不燃ごみへ
ガリレオ温度計は、おしゃれで目をひくインテリアオブジェです。
しかしながら、いざ『処分する』となると意外と困るものですよね。
一つずつ冷静に対処していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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